コンテンツデリバリ: 2002年2月アーカイブ


「Inktomiが実現するインターネット配信テクノロジー」  


■ Server Links ストリーミングコンテンツのインテリジェント接続
インターネットネットワークでは、TCP/IPリンクという接続が一般的だが、高付加価値サービスとしては、ネットワークエッジでノードと視聴者を高速、フレキシブル、かつ確実に接続することで高品質インターネットブロードキャスティングが紹介され、先進的な企業で導入されつつある。
これは放送と通信の違いからも必要牲が注目されているCDN(コンテンツデリバリネットワーク)の基本的な登場理由でもある。
テレビ放送は電波塔からの電波を何人の視聴者が受信しても送出側の負担は変わらないが、インターネット配信は、サーバーへの接続人数増が明快にコスト増として加算される関係にあるからだ。
ネットワークのノード数が少ない時代には想像できない事態だが、今日のインターネットへ接続しているコンピュータの数の増加は、サービスの接続に、より高度なCDN技術を必要としてきているのだ。

■ Media Bridge トラフィックをさけるパフォーマンス
航空機産業の初期には、パイロットたちは最良の飛行経路をチャート化し衝突を避け、安全に着陸するために自身の勘に頼って飛行していた。後に商用航空産業が発展するにつれ、航空管制を行うためのシステムと技術のへのニーズが高まってきた。今日、ストリーミングブロードキャストも同様の発展を遂げつつあり、インターネットでは高品質なブロードキャストを同時に送信するためにトラフィック量を制御する必要が出てきた。
「混んだ道は迂回すれば良い」という単純なことが難しいのだ。
データ-を運ぶパケットの通り道を示すルーティング。この基本機能を提供するルーターへ経路情報と呼ばれる設定情報をダイナミックに現状を把握し最適な内容にして管理する技術こそ、「近道で混んだ道より、遠回りでもすいた道」を選べる先読みの技術としてパフォーマンスを保証することができる。

 

■ Content Delivery コンテンツの分散、配信、運用のための統合型ソリューション
増加の一途をたどるユーザーにいっそう複雑化した情報を配信する場合、地理的にエンドユーザーの近くにある数多くの配信ポイントにコンテンツを置いておくことが、パフォーマンスと有用性を左右する重要な要素だ。これがCDNのキャッシュと呼ばれるサーバーだ。急速な成長を続けるユーザー数、たえず変わりつづけるコンテンツ、そして予想のつかないトラフィックの増加など、インターネットの現状に対処することができる強固なコンテンツ分散システムへのニーズが高まっているのだ。
ネットワークの最もエンドユーザー寄りに位置する場所へ有効な配信サーバーを配置し、コンテンツを効果的に配信しておく技術と、その状況を正確に把握できることが求められている。

■ Audience View 視聴者情報をリアルタイムでモニタリング
サービスプロバイダの仕事の目的は、クリアで中断なくストリーミングビデオを視聴者に配信することだ。信頼性が高く、スケーラブルで、フレキシブルなネットワークを設計すれば、その準備は終了する。一度サービスを開始すれば通信の品質をどのように監視したらよいか、サービスの見積もりと利益計算をどのようにしたらよいのか。
ストリーミングブロードキャストごとの接続人数、視聴時間、視聴者の所在地など主要な統計値がリアルタイムで監視、サンプリングし、評価できることで正確な調整や、適切な課金が可能になるのだ。

 

■ Traffic Server 世界最大規模のキャリアとサービスプロバイダのネットワークのためのキャッシュプラットホーム
スケーラブルで信頼性の高い高性能なキャッシュサーバーが、帯域に対する投資の最適化と、エンドユーザーに対するサービス品質の向上を実現している。
インターネット内の不安定なパフォーマンスとのバッファーとして働くため、エンドユーザーがライブ映像など情報量の多いコンテンツにアクセスしている場合でも、ネットワーク応答時間のばらつきを低減する事が出来る。

■ 事例1
関西を中心にケーブルテレビ網を利用したインターネット接続サービス「ZAQ」を展開する関西マルチメディアサービス株式会社が、インクトゥミのネットワーク・インフラ製品群をZAQのコンテンツ配信ネットワークに導入し、ユーザー向けの高品質なストリーミング・メディア・コンテンツ配信機能を強化していることを発表した。
■ 事例2
ビジネス用エンコーディング・ソリューションを提供しているピナクルシステムズは、インクトゥミのコンテンツ・ネットワーキング用プラットフォームに統合することで、ストリーミング・メディア用エンコーディング・ソリューションを、ネットワークの中核から末端までをカバーすることによりリッチメディア、リッチコンテンツの配信を実現する、
ライブ/オンデマンドの両方式で高品質の音声や動画をエンコーディングするピナクルのソリューションと、インクトゥミが提供する高度な拡張性と、信頼性をもったメディア配信用ソリューションが融合したこの統合ソリューションにより、顧客企業は、ビジネス用ストリーミング配信の最新型アプリケーションを各所に導入し、信頼性を保ちながら最小限の労力で最高の品質を実現できるようになる。

■ 事例3
広帯域インターネット向けコンテンツ配信会社のAIIは、同社のコンテンツ配信システムの一部に、インクトゥミのネットワーク・キャッシュ・ソリューションを採用し、インターネットで配信できる様々な形式・サイズのコンテンツを、高速かつ安定した状態でユーザーに配信している。AIIは現在、国内60局以上のCATVインターネットや、その他インフラを利用したブロードバンド・ネットワーク・ユーザー向けに、ニュース、スポーツ、映画、ネットワークゲーム、オンラインショッピングなど80を超える多種多様なコンテンツを提供している。

■ 事例4
米国陸軍州兵の「配信型訓練技術プロジェクト」(Distributive Training Technology Project、DTTP)の主要構成要素としてアーテジア、インクトゥミ、ビラージのデジタルメディアのエンコード、配信、管理用の各ソリューションを採用した。これらのリッチメディア資産を効果的に編成、配信、管理することで、米国陸軍州兵はeラーニングコンテンツを個人、グループ、グローバル・トレーニング・イニシアチブ向けに、セキュアで信頼性が高く、かつ効果的なオンライン教育訓練を提供できる。

■ 事例5
中国最大手のバックボーンプロバイダであるチャイナネットは、200を超える都市を網羅し、インターネット・サービス・プロバイダが収益性の高いサービスを消費者や企業に提供することを可能にしている。インクトゥミのコンテンツネットワーク技術を導入することでチャイナネットは、ブロードバンドアクセス、ビデオ・オンデマンド、ネットワークゲーム、インタラクティブなスポーツ・ニュース番組、政府広報などの次世代型コンテンツ配信サービスをサポートする、ブロードバンドによるメディア配信インフラを確保することになる。
インクトゥミ社の今後益々の活躍を期待したい。

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