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「Inktomiが実現するインターネット配信テクノロジー」  


■ Server Links ストリーミングコンテンツのインテリジェント接続
インターネットネットワークでは、TCP/IPリンクという接続が一般的だが、高付加価値サービスとしては、ネットワークエッジでノードと視聴者を高速、フレキシブル、かつ確実に接続することで高品質インターネットブロードキャスティングが紹介され、先進的な企業で導入されつつある。
これは放送と通信の違いからも必要牲が注目されているCDN(コンテンツデリバリネットワーク)の基本的な登場理由でもある。
テレビ放送は電波塔からの電波を何人の視聴者が受信しても送出側の負担は変わらないが、インターネット配信は、サーバーへの接続人数増が明快にコスト増として加算される関係にあるからだ。
ネットワークのノード数が少ない時代には想像できない事態だが、今日のインターネットへ接続しているコンピュータの数の増加は、サービスの接続に、より高度なCDN技術を必要としてきているのだ。

■ Media Bridge トラフィックをさけるパフォーマンス
航空機産業の初期には、パイロットたちは最良の飛行経路をチャート化し衝突を避け、安全に着陸するために自身の勘に頼って飛行していた。後に商用航空産業が発展するにつれ、航空管制を行うためのシステムと技術のへのニーズが高まってきた。今日、ストリーミングブロードキャストも同様の発展を遂げつつあり、インターネットでは高品質なブロードキャストを同時に送信するためにトラフィック量を制御する必要が出てきた。
「混んだ道は迂回すれば良い」という単純なことが難しいのだ。
データ-を運ぶパケットの通り道を示すルーティング。この基本機能を提供するルーターへ経路情報と呼ばれる設定情報をダイナミックに現状を把握し最適な内容にして管理する技術こそ、「近道で混んだ道より、遠回りでもすいた道」を選べる先読みの技術としてパフォーマンスを保証することができる。

 

■ Content Delivery コンテンツの分散、配信、運用のための統合型ソリューション
増加の一途をたどるユーザーにいっそう複雑化した情報を配信する場合、地理的にエンドユーザーの近くにある数多くの配信ポイントにコンテンツを置いておくことが、パフォーマンスと有用性を左右する重要な要素だ。これがCDNのキャッシュと呼ばれるサーバーだ。急速な成長を続けるユーザー数、たえず変わりつづけるコンテンツ、そして予想のつかないトラフィックの増加など、インターネットの現状に対処することができる強固なコンテンツ分散システムへのニーズが高まっているのだ。
ネットワークの最もエンドユーザー寄りに位置する場所へ有効な配信サーバーを配置し、コンテンツを効果的に配信しておく技術と、その状況を正確に把握できることが求められている。

■ Audience View 視聴者情報をリアルタイムでモニタリング
サービスプロバイダの仕事の目的は、クリアで中断なくストリーミングビデオを視聴者に配信することだ。信頼性が高く、スケーラブルで、フレキシブルなネットワークを設計すれば、その準備は終了する。一度サービスを開始すれば通信の品質をどのように監視したらよいか、サービスの見積もりと利益計算をどのようにしたらよいのか。
ストリーミングブロードキャストごとの接続人数、視聴時間、視聴者の所在地など主要な統計値がリアルタイムで監視、サンプリングし、評価できることで正確な調整や、適切な課金が可能になるのだ。

 

■ Traffic Server 世界最大規模のキャリアとサービスプロバイダのネットワークのためのキャッシュプラットホーム
スケーラブルで信頼性の高い高性能なキャッシュサーバーが、帯域に対する投資の最適化と、エンドユーザーに対するサービス品質の向上を実現している。
インターネット内の不安定なパフォーマンスとのバッファーとして働くため、エンドユーザーがライブ映像など情報量の多いコンテンツにアクセスしている場合でも、ネットワーク応答時間のばらつきを低減する事が出来る。

■ 事例1
関西を中心にケーブルテレビ網を利用したインターネット接続サービス「ZAQ」を展開する関西マルチメディアサービス株式会社が、インクトゥミのネットワーク・インフラ製品群をZAQのコンテンツ配信ネットワークに導入し、ユーザー向けの高品質なストリーミング・メディア・コンテンツ配信機能を強化していることを発表した。
■ 事例2
ビジネス用エンコーディング・ソリューションを提供しているピナクルシステムズは、インクトゥミのコンテンツ・ネットワーキング用プラットフォームに統合することで、ストリーミング・メディア用エンコーディング・ソリューションを、ネットワークの中核から末端までをカバーすることによりリッチメディア、リッチコンテンツの配信を実現する、
ライブ/オンデマンドの両方式で高品質の音声や動画をエンコーディングするピナクルのソリューションと、インクトゥミが提供する高度な拡張性と、信頼性をもったメディア配信用ソリューションが融合したこの統合ソリューションにより、顧客企業は、ビジネス用ストリーミング配信の最新型アプリケーションを各所に導入し、信頼性を保ちながら最小限の労力で最高の品質を実現できるようになる。

■ 事例3
広帯域インターネット向けコンテンツ配信会社のAIIは、同社のコンテンツ配信システムの一部に、インクトゥミのネットワーク・キャッシュ・ソリューションを採用し、インターネットで配信できる様々な形式・サイズのコンテンツを、高速かつ安定した状態でユーザーに配信している。AIIは現在、国内60局以上のCATVインターネットや、その他インフラを利用したブロードバンド・ネットワーク・ユーザー向けに、ニュース、スポーツ、映画、ネットワークゲーム、オンラインショッピングなど80を超える多種多様なコンテンツを提供している。

■ 事例4
米国陸軍州兵の「配信型訓練技術プロジェクト」(Distributive Training Technology Project、DTTP)の主要構成要素としてアーテジア、インクトゥミ、ビラージのデジタルメディアのエンコード、配信、管理用の各ソリューションを採用した。これらのリッチメディア資産を効果的に編成、配信、管理することで、米国陸軍州兵はeラーニングコンテンツを個人、グループ、グローバル・トレーニング・イニシアチブ向けに、セキュアで信頼性が高く、かつ効果的なオンライン教育訓練を提供できる。

■ 事例5
中国最大手のバックボーンプロバイダであるチャイナネットは、200を超える都市を網羅し、インターネット・サービス・プロバイダが収益性の高いサービスを消費者や企業に提供することを可能にしている。インクトゥミのコンテンツネットワーク技術を導入することでチャイナネットは、ブロードバンドアクセス、ビデオ・オンデマンド、ネットワークゲーム、インタラクティブなスポーツ・ニュース番組、政府広報などの次世代型コンテンツ配信サービスをサポートする、ブロードバンドによるメディア配信インフラを確保することになる。
インクトゥミ社の今後益々の活躍を期待したい。

 
FourTwoTwoCompany <http://www.ftt.co.jp>
尾上泰夫 <onoe@ftt.co.jp>         

AKAMAIネットワーク配信の仕組みと運用事例
世界規模で高品質な配信を約束してくれるアカマイ社(www.akamai.com)は、エッジキャッシュでコンテンツデリバリーサービスを行う老舗である。

CNNをはじめマスメディア各社、Apple、IBM、SONY、Microsoft、Yahooなど、世界の人気サイトがそろってアカマイ社を利用するには、パフォーマンスと安心感を両立した実績にあるのだ。コンテンツデリバリの仕組みを説明する前に、映像を配信するWebCastの仕組みを弊社(www.ftt.co.jp)の業務例から簡単に紹介しよう。

 

まず、ライブ中継の例として11月11日にエチオピアで行われた環境問題を考えるNPOの呼びかけで、エチオピア情報文化省、アチオピア外務省、アディスアベバ行政府、エチオピア関税庁、エチオピア観光局、エチオピア電信電話公社、エチオピアテレビジョン公社、ワルタ情報センター、エチオピア商船公社、エチオピア航空公社、NPOいのち、NPO高麗の主催で行われたコンサートイベント「斎藤忠光エチオピアコンサート」をインターネットでストリーミング配信する作業で見てみよう。

10万人規模の動員、メスケル広場を埋め尽くした群集へ大型スクリーン8台に斎藤忠光が2年間にわたりエチオピア各地を撮影した映像を映写。大規模なスピーカー群を吊り下げるピラミッド状のステージでは、教会に設置するようなパイプオルガンを持ち込み、数キロはなれた場所でも確認できる音響設備となっている。

今回のイベントの特徴は、インターネットで世界各地よりメッセージを受け取り、衛星中継と、インターネットを組み合わせた配信で応じるインタラクティブなメディアイベントとして展開したところだ。
はじめに、素材となる映像だが、会場となるエチオピアのコンサート収録をエチオピアテレビジョン公社と、日本実行委員会との共同チームで制作を担当し、インテルサットを中継に利用した世界衛星生放送で国際間コンテンツ配信を各国テレビ局へ行う。
次にその中継画像を東京のKDDI(大手町)にて受信し、インターネット用にエンコードを行う。この部分を弊社(FTT)で行っている。機材はPINNACLEのStreamFactryと、技術検証でDPSのNetStreamerを利用する。
コンサート映像は、後にDVDでの出版予定もあるのでSONY DSR2000を用いてDVCAMへ録画しながら、SDIでエンコーダーへ分配し、リアルタイムでストリーム素材と、後に利用するオンデマンド用の素材を記録する。
当然現地で各カメラの素材はキープしている(PAL)上に、カメラは1台だがHDでも収録を行っている。
海外イベントの世界中継で、エンコード作業を日本国内で行えるのは、スタッフの移動が国内だけで済む他、既存のテレビ中継技術を利用することで安定した作業ができるメリットは大きい。
エンコード作業では、ここでRealVideoと、WindowsMediaのストリームファイルを、それぞれのファーストノードとなる国内にあるストリームサーバーへライブ転送を行うわけだ。
WindowsMediaでは配信サーバーから取りにくるように設定)

パケット転送のロスを軽減するためにCisco社のルーターを使用するなど品質管理も必要だ。

ライブなどの瞬間的な広帯域を必要とするサービスでは、自社のサーバー環境を利用することにこだわらず、自在に帯域を加減できるホスティングサービスを利用するのが賢明だ。ストリーミングでは、対象となる視聴者の接続プロバイダーに近い場所から配信するようにビデオサーバーの配置場所を意識することも必要となる。また、各国のテレビ放送(ニュースなど)とライブで合流するイベントなので、瞬間的に予想を越える視聴者が訪れる可能性もあるので、増加した場合の対応も意識しておかなければならない。
さらに、今回のイベントは関係する視聴者の関心から、アメリカへ6割、ヨーロッパへ2割、アジア圏へ2割の配信バランスを考慮したいので、多くの地域にまたがる配信を行う必要があった。

WebCastの難しいところは、最大の視聴者数を予測しながら、アベレージの流量を維持できるように回線を準備するところだ。逆にコンテンツの品質を上げてしまうと、同じ予算では人数を制限する必要が出てくるのだ。

そこで、今回は弊社が取次をはじめた世界規模で高品質な配信を約束してくれるAKAMAI社(アカマイ)のエッジキャッシュでのコンテンツデリバリーサービスを利用することにする。
このサービスは、通常ファーストノードにあるオリジナルサーバーコンテンツを何人もが視聴するのに対して、ラストノードに近い場所にあるエッジキャッシュへ効率的なコンテンツの配信を行い、2人目のユーザーからはオリジナルサーバーへアクセスすることなく直接エッジキャッシュからコンテンツを代理提供するサービスのことである。
世界中に1万数千台に及ぶエッジキャッシュサーバーを有するAKAMAI社では、メジャーなプロバイダーに、ほとんどと言って良いぐらいエッジキャッシュサーバーの配置実績を持つコンテンツデリバリーサービスのメジャーブランドだ。

しかもエッジキャッシュへのコンテンツデリバリには衛星などの独自回線を利用してミドルノードの混雑をバイパスしたり、複数の有効なルートを利用したアレイ転送のような転送プロトコルをパテントで有し、インターネット全域から最適な回線を瞬時に計算して提供ルートを変更する能力も有している。

例えばアメリカのユーザーが最初に東京にあるファーストノードのサーバーへアクセスを試みた場合、2人目以降の同じラストノードプロバイダーに近いユーザーは、すべてキャッシュで足りてしまうので、ファーストノードへのアクセスはなくなり、負担は一気に軽減されるわけだ。最近では社内で、本社、海外支社とエッジキャッシュで接続する企業も増えてきているが、自前で1万台を超えるビデオサーバーを世界に配置するコストを考えていただきたい。
海外もコンテンツデリバリ専門会社は数社存在するが、AKAMAI社に匹敵する総合サービスは見当たらない。
今回はNPOのイベントで、多くの人に参加してもらうことが目的なので、課金などの制限は行わないが、企画するイベントによっては料金プランによった課金方法や、マーケティングデータである接続記録などの資料を、きちんと整理することも事後の作業と心得ておく必要がある。もちろん克明な記録がAKAMAI社から監視ツールの形でフォローされている。

多くのエンドユーザーをオリジナルサーバーへ導いてしまう通常の配信方法では、サーバー付近のファーストノードにあるネットワーク回線が渋滞し、タイムアウトする現象を助長しているのだ。さらに、短時間でサーバーへ集中するアクセスに耐え切れなくなるとサーバーダウンの原因になる。有名アーティストのコンサートや、期間限定の申し込みなどサーバーダウンが報道されるケースが増えてきている。

オリジナルサーバーへ集中するしかない環境では、改善の方法が、高額なバックボーン回線の増量や、サーバー多重化による負荷分散など更なる投資が必要になる。これは平常時にオーバークォリティを覚悟しなければならない。
この状態を効果的に改善するにはエッジキャッシュサービスを利用することだ。
アカマイは、エンドユーザーの近くからデータを配信し、コンテンツ配信のバランスをコントロールすることができるので劇的にオリジナルサーバーでのピーク需要の扱いが改善される。
ニューヨークでのテロ事件を報道するメディアでは、インターネット始まって以来のアクセス集中が発生したが、アカマイ社のサービスによってサーバーダウンを救われたのは関係者では有名な話だ。
今回のイベントでも、3時間のイベント中で、各国のニュースが流されたと思しき時間に示した急激なアクセス増加もオリジナルサーバーへはほとんど影響を与えずに処理を行えたことをご報告しておきたい。

ブロードバンドネットワークの高速コンテンツ配信サービス

 

インターネットでエンドユーザー側の回線は安価で広帯域になって喜ばしいが、契約スピードが向上したほどには実際のサービス速度を得られない現実がある。
年々高性能になるコンピュータ、そして高速のラストノード回線。
しかし、インターネットのサービススピードが向上しない。 いったいどうしたのだろう。

 

実は速い回線が、より多くのエンドユーザーをオリジナルサーバーへ導いてしまうため、サーバー付近のファーストノードにあるネットワーク回線が相対的に遅く、不安定になり、つながりにくい現象を助長しているのだ。短時間に集中するサーバーへのアクセスに耐え切れなくなるとサーバーダウンの原因になる。有名アーティストのコンサートや、期間限定の申し込みなどサーバーダウンが報道されるケースが増えてきている。

オリジナルサーバーへ集中するしかない環境では、改善の方法が高額なバックボーン回線の増量や、サーバー多重化による負荷分散など更なる投資が必要になる。これは平常時にオーバークォリティを覚悟しなければならない。
この状態を効果的に改善するにはエッジキャッシュサービスを利用することだ。
アカマイは、エンドユーザーの近くからデータを配信し、コンテンツ配信のバランスをコントロールすることができるので劇的にオリジナルサーバーでのピーク需要の扱いが改善される。
弊社(FourTwoTwoCompany)が取次をはじめた世界規模で高品質な配信を約束してくれるアカマイ社(アカマイ)は、エッジサーバーでコンテンツデリバリーネットワークサービスを行う老舗である。CNNをはじめマスメディア各社、Apple、IBM、Microsoft、Yahooなど、世界の人気サイトがそろってアカマイ社を利用するには、パフォーマンスと安心感を両立した実績にあるのだ。

エッジキャッシュサービスとは、ファーストノードにあるオリジナルサーバーコンテンツをエンドユーザーが加盟しているプロバイダーの最も近くにあるキャッシュサーバーへコンテンツを分配して、エンドユーザーへ直接提供するサービスのことである。
このときのキャッシュサーバーへの配信をコンテンツデリバリーと言い、アカマイ社の最も得意なテクノロジーなのだ。
世界中に数万台に及ぶエッジキャッシュサーバーを有するアカマイ社では、メジャーなインターネットプロバイダーには、ほとんどと言って良いぐらいの配置実績を持つコンテンツデリバリーサービスのメジャーブランドだ。しかもエッジキャッシュ間のコンテンツデリバリーには衛星などの独自データ回線を利用してミドルノードの混雑をバイパスすることができる。また、複数の有効なルートを利用したアレイ転送のような能力も有してハイパフォーマンスを保証している。
例えばアメリカから最初のエンドユーザーが東京にあるオリジナルサーバーへアクセスを試みた場合、2人目以降のエンドユーザーは、すべてキャッシュで足りてしまうので、ファーストノードへのアクセスは差分しかなくなり、負担は一気に軽減されるわけだ。
ニューヨークでのテロ事件を報道するメディアでは、インターネット始まって以来のアクセス集中が発生したが、アカマイ社のサービスによってサーバーダウンを救われたのは関係者では有名な話だ。
それでは、アカマイ社のサービスの中からFreeFlow Streamingの内容を見てみよう。

 

FreeFlow Streaming
最高品質のストリーミングメディアを確実に配信する世界標準
品質が悪いストリーミングメディアをじっと我慢して見続ける人がいるだろうか?映像が止まったり、音声が途切れるようなことがあると、視聴者を失うことになるのは明らかだ。これを避けるには、世界で最も信頼性があり、高品質なストリーミングメディアを配信するアカマイのFreeFlow Streamingが必要だ。
FreeFlow Streamingは、ライブ、オンデマンド、および24時間体制のストリーミングメディアコンテンツを、インターネットのエッジから放送品質を保持したまま配布する。ライブのスポーツイベント、映画の予告、音楽ビデオ、または会社案内など、どのようなストリームも完璧に配信されるので、Webサイトのビジターが楽しめるコンテンツの配信が可能になる。

 

FreeFlow Streamingの動作

FreeFlow Streamingは、アカマイが特許権を保有するSteadyStreamSM テクノロジーと世界最大のフォールトトレランスを備えたネットワークを利用して、ライブおよびオンデマンドのストリーミングメディアを配信する。SteadyStreamでは、オリジナルのストリームを、エンドユーザーの近くにある数千台ものアカマイのエッジサーバに転送する。その結果、常にパケット損失のないストリームがインターネットエッジから配信される。

ライブストリーミングの場合:パケット損失による映像の乱れを防ぐため、SteadyStreamは元のストリームを複数のストリームに分割し、それをアカマイのエントリポイントからインターネットエッジにある最適なストリーミングサーバに複数の経路を経由して配信する。これらのストリームがサーバからエンドユーザーに配信されるときには、結合されてオリジナルと同等品質のストリームとして復元される。
オンデマンドストリーミングの場合:ストリーミングが実際に開始される前に、SteadyStreamはストリームをストレージからダウンロードして、インターネットエッジにある最適なアカマイのストリーミングサーバに転送する。そしてこれらのストリーミングサーバがオリジナルと同等品質のストリームをエンドユーザーに配信する。
優れたスケーラビリティ:アカマイは、衛星およびブロードバンドプロバイダを含む世界中の主要なインターネットバックボーン、キャリア、およびサービスプロバイダのデータセンターとPOP(Point of Presence)に、数千台のサーバを配置している。このようなネットワークによって、FreeFlow Streamingはコンテンツに対する幅広い要求を満たすことができるようになっている。
最高の信頼性:アカマイの大規模でフォールトトレラントな負荷分散型ネットワークアーキテクチャがベースになっているため、FreeFlow Streamingに対して要求が厳しすぎたり、ライブイベントが大きすぎるということはない。ニーズに応じて、数十万のストリームでも同時に配信できるだけの容量を確保できる拡張性がある。
強力なパフォーマンス:FreeFlow Streamingは、視聴者が世界のどこにいてもその近くのサーバにストリームが配信される。コンテンツはインターネット上の輻輳を迂回してストリーミングされるので、パケット損失や遅延は大幅に削減され、エンドユーザーはより高い満足感を得ることができる。

FreeFlow Streamingの将来
フォーマットおよびエンコーディングの幅広いサポート:FreeFlow Streamingは、ナローバンドおよびブロードバンドの両方で使用できるエンコーディングフォーマットとして、Apple® QuickTime™、Microsoft® Windows Media™、およびRealSystem®の3つのフォーマットをサポートしている。
特許権を持つテクノロジー:FreeFlow Streamingは、アカマイが特許権を保有するテクノロジーを利用して、一貫した高品質のストリームをすべてのエンドユーザーに配信します。インテリジェントなルーティングにより、ストリームはインターネットの輻輳を迂回する経路を使って転送される。また、各視聴者に最適なストリーミングサーバをマッピングする機能にも、アカマイが特許権を持つテクノロジーが組み込まれている。アカマイの負荷分散型ネットワークなら、ユーザリクエストを十分に満足させるストリーミングサーバを確実に割り当てることができる。
包括的なレポーティング:アカマイでは、使いやすくてカスタマイズ可能なWebベースのレポーティングツールを用意している。このレポーティングツールを使用すると、視聴者の利用状況と行動についてのリアルタイムな分析と履歴の分析が可能になり、投資回収率の評価に役立つ。視聴者の統計情報は、地域別、ビットレート別、およびストリームフォーマット別にソートできる。
エンドツーエンドのソリューション:アカマイは、プロフェッショナルな制作機器とスタッフ、信号収集、およびエンコーディングサービスなどによって、お客様のストリーミングメディアプロジェクトを、その開始時から終了時までサポートしている。
Appple、 Windows、 McAfeeや、TowerRecordsなど、多くの大規模通販サイトの効率的な運用にも利用されるアカマイ社は中立的でグローバルなコンテンツデリバリネットワークを提供してくれるありがたい存在だ。
 

 

シンガポールで行われたコミュニケーションEXPO

既存の放送や、ビデオテープ、DVDなどのパッケージ販売と異なるストリーミングビデオの特徴を考えてみたい。
ネットワークで映像配信する最大のメリットは視聴者の捕捉であると言って過言ではない。この点を考慮しない配信は、ただの自己満足、パケットの無駄使いといわれてもしようがない。視聴者のリクエストと映像の配信記録が価値を生み出すシステムとしてプロファイリングを含めてトータルシステムを計画する必要がある。

個人認証と課金が有償映像コンテンツのベース

また、映像制作者から直接視聴者へ繋がるダイレクトな反応を制作へ反映することが可能な点も見のがせない。連動することが演出可能になるには、しばらく実験的な試みを必要とするだろう。分岐映像は演出のコストを強いるので、現状は実現が難しい分野だ。だが、適切な設問に対する反応期待は従来のパッケージ系のインタラクティブコンテンツとは違った情報を与えてくれる。
ここで、これらの特徴を生み出している配信の仕組みと、効果的な課金方法を紹介しよう。
インターネットを中心とするデジタルネットワークはエンドto エンドのコミュニケーションを可能にしている。つまり、制作者と視聴者の距離が、限り無く近いのだ。とは言っても実際のネットワークにはブロードバンド時代を迎えつつある昨今であっても、映像などデータが重いリッチコンテンツを多数の視聴者へ届けることが困難な場合が多い。データの転送量は視聴人数分の正比例増加をしていくから回線容量を簡単に超えてしまうからだ。
直接視聴者と繋がる反面、視聴者数に対応したデータ転送量を確保しなければならないことが、物理的な限界を招いている。単純にインターネット放送は安価だと思われている節があるが、視聴者数と回線帯域の維持費を考えるとライブではテレビ放送の波代の方が安価な場合が多いのである。
テレビCMの場合でも、同数の視聴者へ電話をかけるコストを想像していただきたい。しかし、それでも視聴者と直接接続するメリットは捨てがたい。
これを解決したのがエッジキャッシュサーバーの存在だ。
起点となるサーバー1台からすべての視聴者を接続するのではなく、効果的な分配ポイントに代理のサーバーを設けて、そこから視聴者との接続を行うのである。
これはちょうど従来ある放送のキー局と中継局のネットワークのような存在だ。

コンテンツデリバリネットワークを表現

コンテンツサーバーとエッジキャッシュサーバーの組み合わせでデータを配信していく仕組みをコンテンツデリバリネットワークと呼び、現在多くの企業が熾烈な提携合戦を繰り広げている。
1対多数の通信で圧倒的に有利なのは衛星からシャワーのように同時に高速で多地点受信できる仕組みである。

エッジキャッシュサーバーとコンテンツエンジン

しかし、電波でデータを振りまくだけでは先に述べた視聴者の把握が困難になってしまう。そこで巧妙にエッジキャッシュサーバーからログを回収する方法があり、アナライズすることで視聴者ニーズを具体化していくことが可能になっていくのだ。これがローカルリダイレクションと呼ぶコンテンツ要求による反応の仕組みだが、一方要求だけは大本のサーバーへリクエストすることで反応するグローバルリダイレクションと呼ばれる機能も見のがせない。
今まではサーバーの負荷分散の手法として利用されてきたローカルディレクターによるサーバーの振り分け機能を拡張して、コンテンツデリバリネットワークのエッジキャッシュサーバー振り分けを行うことで、視聴者に最適な接続サーバーを案内することも可能になっているからだ。
ローカルリダイレクションとグローバルリダイレクションを組み合わせて利用することで、効率良く多くの視聴者からプロファイルを行うことができる。
さらにリクエストのデータベースは顧客の嗜好を明確に表わすので、効果的な広告の指標となることは言うまでもない。プロファイルを元にターゲット化された広告を行える点は、民間放送の視聴率にかわる大きなビジネス指標がここにあるのである。
このように配信効率は飛躍的に向上しつつある。テレビジョンの品質を追い抜くのは時間の問題で、近い将来はハイビジョンも取り込むことが夢ではなくなっているのだ。

また、2001年秋に始まる第3世代携帯の能力は映像端末として利用されることは明確である。

日本からFOMAが携帯電話の未来を先取り提案

世界に先駆けて日本で開始されるサービスに映像コンテンツ制作者の方々はどのように参画していくのだろう。

次世代携帯のビデオ画面

携帯情報ツールに配信される映像コンテンツ

コンテンツサーバーとエッジキャッシュサーバーの組み合わせは、そのまま携帯電話をネットワーク端末と同じ土俵にのせてしまう。しかも国際電話の感覚ではなくインターネットを利用し、世界から安価な情報を受け取れる。

携帯電話でのビデオ画面

ここで、コンテンツの配信と切り離せないビリング(課金)システムについても見てみよう。
従来の金融機関の間でやり取りを行っている決済情報の一部がコンテンツデリバリネットワークと接続することで、視聴者からの課金や、代金決済の機能が有効になってくる。
例えば銀行やカード会社が個人認証と決済情報をすでに提供している既存の様々な課金システムといかに効率良くコミュニケートできるかがネットワーク機能として重要になっているのだ。課金性能の競争も始まっている。さまざまなインテグレーションがコンテンツ発信者サイドの要望に応じてカスタマイズされて連結していくことができる。
視聴者への課金と同時にコンテンツホルダーとしては集金のシステムとして映像ビジネスのインフラは整いつつある。著作権情報をもとに、視聴された数量から著作者へ還元する仕組みである。

次世代携帯PDAの提案

次世代携帯audioの提案

ポータルサイトで稼動させているシステムはゲートを介して既存の決済システムと接続し、従来の店鋪販売システムをいきなり世界規模の販売システムにスケールアップすることも可能なのだ。
多くの企業がコンテンツポータルの座を狙って熾烈な競争を繰り広げている。
この中で日本の映像制作を担っている諸兄はどのような立場を勝ち取ろうとしているのだろうか?
さて、お気付きと思うが、すでにインターネットは世界規模のネットワークを実現している。そこへリッチコンツを配信する仕組みも効果的に融合されてくる。つまり、世界規模の放送ネットワークも可能な時代になっているのだ。

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