「マイクロソフト社がNTT東日本と共同で次世代ストリーミング配信を実施」「Corona」と「Bフレッツ」の組み合わせでHD品質+5.1chサラウンドのWebCastを実現!

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 2002年6月5日、東京国際フォーラムでは、ストリーミングビデオの歴史に残る発表がされた。商用ネットワークであるNTT東日本の「Bフレッツ」の「フレッツスクエア」から地域IP網を介して、マイクロソフト社の次期WindowsMediaテクノロジー、開発コード名「Corona」に対応したHD品質の高精細動画と、5.1chサラウンドオーディオが配信されたのだ。


StreamingMedia2002の特設ブースで公開されたHDストリーミング映像とサラウンドオーディオは、SDのテレビ放送を超える品質で来場者を驚かせていた。
実際にIP回線を通して、HD品質のストリーミングビデオが、ホームシアターをイメージした大画面プラズマディスプレイに、上映されている様子は圧巻だ。「Corona」は圧縮技術がすぐれているだけでなく、ネットワークでの情報配信に対して即時配信と常時配信を可能にしている。即時配信とは、動画再生時にバッファーが溜まるまで10~20秒待たされる現在の状態を解消して、リクエストしたらすぐに再生が始まることだ。また、常時配信とは、通信の信号が遅延したり一瞬途切れたりしても、破綻せずに再生を続けることができる機能だ。
さらに、今回の「Corona」には、オーディオの機能強化が目立っている。Windows Media Audio (WMA) Professionalでは新しいコーデックによりシアターレベルの5.1chサラウンドを実現している。新しいコーデックでは24bit/96Khzの品質を軽々とストリーミングすることができる。
「Corona」の最大の特徴はプラットフォームをパソコンに限定しないところにある。これは、携帯オーディオ機器としてWMAを利用したり、テレビに接続するSTB(セット・トップ・ボックス)などで、OSの制限を越えた利用を可能にした点だ。


すでにLinuxやiTORONなどで作動する「Corona」の存在も明らかにされている。
2002年度内に正式版を提供予定の「Corona」に期待したい。

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このページは、DreamCraft Staffが2002年6月 5日 23:01に書いたブログ記事です。

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