ノンリニアシステム機種別案内

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SONY ES-7

Media100 qx

miroMOTION DC30 & miroVIDEO DC30

AVID MC-EXpress & MediaComposer

ReelTime

TARGA2000

Video Vision SP/M
 

  • 放送システムとして組み合わせが絶妙なSONY ES-7
    • OS:NT
    • V:SDI(BNC),Y B-Y R-Y(BNC),S(DIN),COMP(BNC)
    • A:ANA(XLR),AES/EBU(XLR)
    • SOFT:オリジナル
    • ボードサイズ:12

      これは単独のパソコンシステムではない。DVCAMというフォーマットを生かしたデジタル編集のあり方を提案している。DVCAMカムコーダで撮影時にイン点とアウト点、シーン番号、OK NGなどのクリップデータをカセットメモリーのついたDVCAMテープに記録しておけば編集の時にそのクリップだけをアップロードできるClipLink機能。

      単純な編集はリニアで行い、複雑なポイントをノンリニアで行うなど、ディスクとテープを意識させないハイブリットオペレーション機能。

      さらにテープから4倍速でハードディスクへアップロードできる機能などテレビ編集の現場を知り尽くしたSONYならではのノンリニアシステムである。

      WindowsNTベースで編集ソフトは稼動するが、映像のメディアファイルは全くパソコンからはアクセスできないDVCAMフォーマットそのものを書き込むディスクレコーダとなっている。高機能のDMEスイッチャーも当然リアルタイム処理になっている。しかし、これだけ進んだ考え方で機能を生かした制作ができる会社があるのだろうか?余計な心配をしてしまう。

  • やわらかな自然画質に評判なMedia100 qx
    • OS:Mac
    • V:Y B-Y R-Y(BNC),S(DIN),COMP(BNC)
    • A:ANA(XLR)
    • SOFT:Premiere(le以上は専用ソフト)
    • ボードサイズ:12

      安定した品質と、自然画像の艶を綺麗に表現することで定評のあるMedia100シリーズのエントリークラスである。Adobe Premiere4.2.1英語版のフルバージョンがバンドルされる。

      qxから始まるMedia100ラインアップは、最高峰のxrまで7段階のグレードを持ち、目的に応じた選択が可能だ。

      シリーズ共通である心臓部のVINCENTO 601デジタルビデオエンジンは1枚のボードでJPEGによる2:1圧縮の高画質映像をリアルタイムに処理、8chオーディオのリアルタイムミキシングを行うことができる。もちろん高速ハードディスクは必須項目である。

      ビデオデッキのコントロールは、RS422、RS232C、Viscaコマンドに対応する。上位クラスへのバージョンアップも可能で予算に応じた性能向上を計画することもできる。人物や自然画の色合いに向いた画質の特徴を持つ。

  • 手軽にデスクトップビデオをmiroMOTION DC30 & miroVIDEO DC30
    • OS:Mac Win
    • V:S(DIN),COMP(BNC)
    • A:RCA
    • SOFT:Premiere
    • ボードサイズ:7

      MacのPCIバスマスタ技法で高速な転送レート(最高3.5MB/S)を誇り、コンポジットおよびSビデオに入出力対応。

      Windowsでも手軽にフルモーション、フルフレーム/フィールドでスクエアピクセル(640×480)またはCCIR601(720×480)のフル解像度で取込み再生が可能。オーディオの取込みも44.1KzのCDクォリティで行なえ、アナログキャプチャーボードの中でコストパフォーマンスの高い製品。Adobe Premiere4.2JLEがバンドルされる。

      ビデオオーバーレイ機能も備えてMacの画面上でビデオモニタリングが可能。

      FastSCSIまたはWideSCSIを推奨構成としているが、できればUltraWideSCSIをおごりたいところだ。

      最大画質も5:1圧縮でS-VHS相当の品質で使える。

      ビデオデッキのコントロールは別途ソフトをインストールする必要がある。

  • ノンリニアビデオ編集の草分けAVID MC-EXpress & MediaComposer
    • OS:Mac NT
    • V:Y B-Y R-Y(BNC),S(DIN),COMP(BNC)
    • A:ANA(XLR)
    • SOFT:オリジナル
    • ボードサイズ:12

      ノンリニアビデオ編集のパイオニアとして世界のトップを行くAVID社のエントリー商品がMC-EXpressだ。

      WindowsNT版の製品はソフトの提供でTARGAと組み合わせる例が多い。

      Mac版はキットでビデオボードからケースの冷却ファンまで提供される。

      マルチメディアの動画タイトルの制作に最も適していて直接MPEGに書き出すソフトウェアMPEGエンコーダー機能もある。CD-ROMなどのタイトルを製作するときは重宝だ。もちろん社内ビデオや簡単な番組制作に使っているプロダクションもある。

      上位機種のMediaComposerへのデータ互換も確実で、システム的にも安定している。インターフェースも分かりやすく初心者でもすぐに実用可能なのはパソコンに不馴れなスタッフの多いビデオ制作会社では便利だ。しかし、反面こった編集では無理の聞かない面はいなめない。MediaComposerは放送番組の制作に必要な機能を多く含んだ最も納入実績のあるノンリニアシステムだ。ほとんどの作業をリアルタイムで完結できる高性能と扱いやすいインターフェースは、その高価な価格にも多くの魅力を持っている。

  • リアルタイムエフェクトをシングルボードで達成するReelTime
    • OS:NT
    • V:Y B-Y R-Y(BNC),S(DIN),COMP(BNC)
    • A:ANA(XLR),RCA
    • SOFT:Premiere
    • ボードサイズ:12

      今回、新製品でお目見えしたReelTimeはWindowsNT4.0環境でノンリニア編集を行うには一押しである。

      2系統のコーデックを有し、1.6:1の高品質画像の2D DVEとタイトルなどのキー合成、さらに2chのステレオオーディオトラックのミキシングまでリアルタイムでこなしてしまう。

      バンドルされるAdobe Premiereでプレビューするときの待ち時間がなくなってしまったのだ。

      130種類のリアルタイムエフェクトに加えてクロマキー、ルミナンスキー、アルファーキーなどもリアルタイムになるのだから快適そのものである。

      ビデオデッキのコントロールはPipeLineProVTRをバンドルし、RS422、RS232C、Viscaコマンドに対応する。高速ハードディスクは必須項目である。ハードウェアによるオーディオ/ビデオシンクロ機能により、プロジェクト長に関係なく絵と音が同期する。ミュージッククリップの作成にも効果を発揮するだろう。

      ReelTimeはドータボードなしでリアルタイム処理を実現しているのでコストパフォーマンスは非常に高い。今後のCS放送番組の編集などに最も適した選択だろう。

  • CG画像のディティール表現に優れたTARGA2000シリーズ
    • OS:Mac NT
    • V:Y B-Y R-Y(BNC),S(DIN),COMP(BNC)
    • A:ANA(XLR),RCA
    • SOFT:選択
    • ボードサイズ:12

      CGには最も適したボードとして優れた質感表現の定評高いのがTARGAシリーズだ。すでに3年前からこの品質を発表し歴史が長いだけに対応するソフトもAdobe AfterEffects(特殊効果)、Adobe Premiere(ノンリニア編集)、AVID MCXpress(ノンリニア編集)、Sitex Digital SphereOUS(ノンリニア編集)、D-Vision ONLINE(ノンリニア編集)、in:Sync SPEED RAZOR(ノンリニア編集)などと豊富だ。

      MacとWindowsの両方に使えることでも完成度の高さをうかがえる。

      RTXでは1.5:1圧縮のデュアルストリーム再生の実力を持ち、高画質な映像をリアルタイムで2DのDVE処理を行なえる。

      それだけに高速ハードディスクは必須項目である。いままでは短い時間のCMCGなどに多く使われてきたが、ハードディスクの価格が下がってきた現在では長時間の番組制作にも利用が広がるものと思われる。ソフトとの組み合わせを自分で考えることができるユーザーだけが味わえる通な選択と言えよう。

  • 音楽関連に神経の行き届いたVideo Vision SP/ML
    • OS:Mac
    • V:Y B-Y R-Y(BNC),RGB(BNC),S(DIN),COMP(BNC)
    • A:ANA(XLR)
    • DIGI:AES/EBU(XLR),S/PDIF(RCA)
    • SOFT:専用
    • ボードサイズ:12

      プロ向けのSPと、アマチュア向けのMLをラインアップに持つ歴史の長いノンリニアシステムの草分け的存在になったラディウスの名器。3:1の圧縮で世界の映像スタジオに多くの実績がある。

      SPで特筆すべきはデジタルオーディオのASE/EBU、S/P、DIFインターフェースを備えている点だろう。独立して外部入力できるSMPTEタイムコードや、GPIトリーガーなどを備え、音声出力も4chを備えるなど本格的なプロスタジオ仕様に仕上がっている。ビデオシンクもリファレンスで受け取る外部同期と徹底している。編集画面でビデオモニターの中にマウスクリックを必要とするボタンを設けるデザインは賛否が別れるところ。

      MLはエントリーモデルでありながら外部からSMPTEタイムコードを取り込めるなどオフライン編集を意識したつくりとなっている。

      新製品ラッシュの中でバージョンアップをせずに生き残っているのは初期設計の確かさを物語る。しかし、そろそろレンダリング時間の短縮などを希望するユーザーは多いだろう。


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このブログ記事について

このページは、DreamCraft Staffが1998年10月 1日 00:31に書いたブログ記事です。

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